94: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/07/11(木) 21:10:32.29 ID:3UBVki6cO
私が戦車道に加わって一月後、その日の教練が終わると全員整列し、正面に立った河嶋さんが口を開く
「皆今日の教練もご苦労だった。早速だが今週末練習試合を行うことになった。場所は大洗、相手は聖グロリアーナ女学院だ」
聖グロリアーナ女学院、その名に対し驚きを隠せない。それは隣の優花里さんも同様なようだ
「聖グロリアーナってそんな戦車道強いの?」
沙織さんが私に小声で聞いてくる
「聖グロリアーナは戦車道では過去に優勝経験があり、一昨年の全国大会で準優勝してます。毎大会ベスト4には入る強豪校です」
優花里さんが私が答える前に答えてしまった。内容は一切間違ってないからいいか
「いやーダメ元でやったら受け入れてくれたんだよね。ということでみんな用意しっかりねー」
会長さんが干し芋を食べながら言う。
ほんとこの人干し芋好きだな。確かに美味しいとは思うけど、すっごく喉乾くんだよな
それにダメ元じゃないだろ、多分。そんな強豪校にして有力校が何の目的もなくこの、言ってしまったら悪いが弱小の学園都市との練習試合なんて受けるはずがない
「明後日の放課後に各車長と我々で作戦会議を行う。遅れず来るように。今日はこれにて解散!」
「お疲れ様でした!」
総員の礼は試合への気合いを入れるものだった。
まぁそのことは置いておこう。彼らの今までの努力と手に入れた知識、経験は決して無駄にはしない
私の大洗での初陣が今始まろうとしていた
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