8:side M[saga]
2019/08/17(土) 17:32:24.14 ID:839e+VoWO
?「あんた、レートは」
須磨「レート?」
?「VRのレート。入部したいってなら、やってるんでしょ」
女子の口から出てきた言葉に驚く。
レートっていうのはこう、Virtual Runがどれだけ上手いか、早いかっていう数字のこと。
須磨「まあ、そりゃVirtual Runは早さを競うスポーツの側面もあるけどさ。自分はも少し、こう、ゆるーくやりたかったんだけど」
?「そ。じゃあ不合格。帰って」
日頃から木田にこぼしているような話をすると、女子は途端に高圧的になる。
部としての方針は分かった。が……
親切心ならまだしも、ずいぶん不躾なもんである。
須磨「おぉいおい。そんじゃ初心者ちゃんがやりたいって来た時どうすんだい」
?「馬鹿? 入れるわけないじゃん」
須磨「なるほど、顧問の方針?」
?「は? それは常識でしょ」
後ろで木田が狼狽えているような気はするが、俺はスタンスを崩さないし、女は見下した態度を強めていく。
女ってこういうところあるよなあ。悪かったってば。
須磨「あー。独断ね……部長さんです?」
?「だから何。部員あたし1人なんだけど」
須磨「えっ」
木田「な」
wow……
大丈夫だろうか……色々……
木田に目配せするが、小さくかぶりを振るばかりであった。
18Res/17.88 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20