橘ありす「落ちてくるもの」
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14:名無しNIPPER[sage]
2019/08/17(土) 00:23:39.62 ID:04op77oe0

 空気の匂いが変わった。そして視界が急に明るくなる。シャワールームの外の、更衣室にいた。

「あれは……!」

 ありすは起き上がろうとしたが、力が入らない。身体が芯までこごえている。

「む、無理しない、で……」

 白坂小梅はタオルをありすの身体にふわりとかけて、シャワールームの扉を閉めた。扉の奥からは、水浸しの音が聞こえる。

 ありすは震える手足をもがくように動かして、更衣室の外に出ようとした。だが、小梅に止められた。

「離してください!」

「でもあ、ありすちゃん、裸だし……」
 
 そう言われると羞恥心が湧き上がってきて、身体が熱くなってくる。

「そんな場合じゃないんです!
 あれから逃げないと……」

 小梅は扉のほうをじっと___扉の奥にあるものを探るように見た。



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