3:名無しNIPPER[sage]
2019/08/17(土) 00:09:38.42 ID:04op77oe0
「北棟ついでの話なんだけど」
「なんですか」
「明後日、プロダクションで水が出しっ放しになってるところがあるんだけどさ。
見つけても止めないで欲しいんだ」
「……?」
プロデューサーの奇妙な頼みに、ありすは首を傾げた。
水が勿体無い。
「どういうことですか」
「貯水タンクに異常があったみたいで、安全のために貯めてあった水を使い切るんだとさ」
プロダクションは、断水などの緊急時に備えて各棟の一階に貯水タンクが併設されている。白く塗りつぶされた巨大な水槽のような形で、ありすも何度か目にしたことがある。
「異常って」
「俺も詳しいことは何も知らないんだけどな。とにかく安全のためだよ。
とりあえず水は出しっ放しにしておいてくれ」
ありすは釈然としなかったが、うなずいた。
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