4:名無しNIPPER[sage]
2019/08/17(土) 00:16:37.39 ID:04op77oe0
明後日、ありすはレッスンの終わりにシャワールームへ向かっていた。
レッスンルームには冷房が効いているとは言え、ダンスをすればあっという間に汗だくになる。服もべとべととするし、汗くさくなるのも嫌だ。すぐにシャワーを浴びたい。
シャワールームの入り口で、ありすは異様な音を聴いた。
まるで自分が水中に沈められたような、ぼこぼこと泡が湧いては潰れる音。
水が出しっ放しになってる。
ありすはプロデューサーの言っていたことを、この瞬間まですっかり忘れていた。
“安全のために水を出し切る”、ということは勿論、シャワーを浴びないほうがいい。異常がどういうものが分からないが、わざわざ危ない道を選ぶこともない……。
普段のありすならそうしていた。
けれども、今はレッスン後で汗だくで気持ちが悪い。しかも脱衣所で服を脱いでしまっているし、着替えの服をこの身体で着たくない。
ほんとうに危ないなら立ち入り禁止になっているはず……。
そんなふうに誰かに言い訳をして、ありすはシャワールームの扉を開けた。
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