7:名無しNIPPER[sage]
2019/08/17(土) 00:18:29.85 ID:04op77oe0
長い髪の毛だった。
私の……。
ありすは一瞬そう思った。
だが、違った。
その髪の毛は、シャワーヘッドからじゅるじゅると吐き出されて、ありすの身体に落ちてきて。まるで糸虫のように肌の上を這い回った。
咄嗟にシャワーヘッドを投げ捨てた。
床にぶつかると、シャワヘッドはさらに大量の髪の毛を嘔吐して、その髪の毛がありすの足にびっしりとくっつく。
ありすは、喉がひりつくくらいの悲鳴を上げた。だがありす自身にも聞こえなかった。溢れ出した水が、排水溝が、壁が、シャワーヘッドが、ありすの悲鳴を押し流す。
28Res/15.31 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20