環うい「お姉ちゃん! 今日も来てくれたんだね!」
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6: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/09/05(木) 20:12:27.62 ID:bbxLMqh90
うい「勘違いなの?」
いろは「えっ?」
うい「お姉ちゃんはシスコン。それは勘違いなの?」
いろは「えーっと・・・それは―――」
うい「えいっ」ガシッ グイッ
いろは「―――・・・・わっ?」フラッ....
ポフンッ
いろは「わふっ」
うい「お姉ちゃん」
いろは「うい・・・?」
うい「して」
いろは「えっ?!」
うい「お願い」
いろは「今日も・・・? だ、ダメ・・・だよ」
うい「わたしね、怖いの」
いろは「怖い?」
うい「うん。新しいお薬、今は一番少ない量だけど、これからちょっとずつ増やしていくって、お医者さんが言っていたから。それが怖いの。いつか体が石みたいに重くなって動かなくなっちゃうんじゃないかと思って」
いろは「う、うん・・・・」
うい「だから、わたし勇気が欲しいの。お姉ちゃん。お願い。して」
いろは「で、でも、灯花ちゃんが戻ってくるかもしれないし・・・」
うい「大丈夫だよ。灯花ちゃんはサーバーをいじりだしたら、夢中になってしばらく戻ってこないから」
いろは「それに隣でねむちゃんが眠ってるから・・・」
うい「ねむちゃんは眠ってるから大丈夫だよ」
いろは「でも・・・」
うい「それじゃこうして」パサ
いろは「あっ」
うい「こうして、お姉ちゃんも一緒にわたしの掛け布団に入っちゃえば、誰か来てもすぐには見られないよ」
いろは「あっ、う、うん・・・そうだけど・・・・」
うい「お姉ちゃん」
いろは「ううっ・・・」
うい「・・・・・・・・」
いろは「・・・・・・・・」
うい「・・・・・・・・」
いろは「・・・・・・・・わ、分かったよ、す、するね」
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