2: ◆K1k1KYRick[saga]
2019/09/28(土) 08:37:19.72 ID:xeUS5q7i0
「プロデューサーさん、また絵を……描いてもらえますか?」
由愛のライブイベントが終わった帰りの事だった。
途中にあるドライブスルーに停車し、温かな飲み物を
買って戻って来た時、彼女がそう聞いてきた。
プロデューサーになるずっと前、俺は画家の卵をしていた時期があった。
由愛をモデルにした広告デザインも、大半は俺自身で手掛けていた。
俺は破顔してうなづいた。
大空への挑戦が大成功に終わったら、何でも言う事を
聞いてやると約束した事を思い出したのだ。
「いいよ、由愛の頼みなら何でも描こう。何を描いてほしいんだ?」
すると、由愛はしばらく無言で身をもじもじとさせた後
俺の瞳をしっかりと見据えたまま、おずおずと上着に手をかけて服を脱いだ。
何をするんだと思っている間に彼女はそのままシャツ一枚の姿になり
果てはそれすらも人前で脱ごうとし始めた。
「何をしているんだ、由愛!?」
「……私を、描いてください……プロデューサーさん。
イベント……頑張ったら、何でも描いてくれるってプロデューサーさん、言いました。
前に描いてましたよね……女の人の裸の絵を……」
それを聞いて俺は耳を疑った。彼女がなぜそれを知っているんだ、と。
「あれ、好きなんです……私……」
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