【艦これ】初月「艦男の娘として生きる」【R18】
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413: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/10/06(日) 01:01:05.66 ID:9d8UObX+0
414: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/10/06(日) 01:01:37.52 ID:9d8UObX+0
一瞬にして、部屋の空気が凍てついていく。
初月様の言葉をきっかけに、秋月さんたちが臨戦態勢に入ったからです。
秋月さんは丸裸な秋月様の護衛のため、間に割って入る体勢へ移行していました。
415: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/10/06(日) 01:02:09.44 ID:9d8UObX+0
その圧倒的な殺意に、私は身動き一つとれません。
だって、何一つ艤装もつけず、護衛もつけず、丸腰でやって来たんですよ?
海に毎日出掛けている現役の艦娘の本気の戦闘態勢に、デスクワーク中心の私がどう太刀打ちできるというんですか?
416: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/10/06(日) 01:02:41.24 ID:9d8UObX+0
初月「ほう?」
でも、私の誠意が通じたようです。
初月様の言葉を受けて、秋月さんたちが警戒を解いてくれました。
417: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/10/06(日) 01:03:12.99 ID:9d8UObX+0
大淀「ここは廃鎮守府の乗っ取りですが……一目見てすぐに分かりましたよ」
大淀「他の鎮守府とは比べ物にならないほど、資材を獲得していることに」
初月「ああ、それか」
418: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/10/06(日) 01:03:46.80 ID:9d8UObX+0
初月「……上に報告するのか?」
大淀「規律を守る立場にある以上、仕方ありません……ですが」
大淀「私は、あなたたちの境遇をよく知っています」
419: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/10/06(日) 01:04:18.59 ID:9d8UObX+0
大淀「本来なら、ここを乙種鎮守府として運営再開の手続きをするところですが……」
大淀「初月さんには、甲種鎮守府の提督となってもらいたいと思います」
初月「……甲種だと?」
420: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/10/06(日) 01:04:50.36 ID:9d8UObX+0
照月「やったね初月!」ギューッ!
嬉しさのあまり、思わず初月様に抱き着く照月さん。
ああ、羨ましい……♥
421: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/10/06(日) 01:05:22.18 ID:9d8UObX+0
初月「理由を聞かせろ」
大淀「ここの鎮守府は、初月さんたち四人だけですか?」
初月「その通りだ」
422: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/10/06(日) 01:05:56.97 ID:9d8UObX+0
大淀「目算ですが、ここの獲得量は文字通り、他の鎮守府に配れるほどです」
大淀「実はこの地域は、資材配送の中継から遠い上に、いくつも鎮守府が密集している場所なんですよ」
大淀「一定の資材は大本営の支給とはいえ、その運搬コストは馬鹿になりません」
423: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/10/06(日) 01:06:28.85 ID:9d8UObX+0
初月「魅力的な話だが、ここは深刻な人手不足だ」
初月「これ以上うちの艦娘の仕事が増えるようなら、そのありがたい提案を捨てるしかない」
照月「ええっ!?」ドキッ!
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