【艦これ】初月「艦男の娘として生きる」【R18】
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419: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/10/06(日) 01:04:18.59 ID:9d8UObX+0
大淀「本来なら、ここを乙種鎮守府として運営再開の手続きをするところですが……」
大淀「初月さんには、甲種鎮守府の提督となってもらいたいと思います」
初月「……甲種だと?」
420: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/10/06(日) 01:04:50.36 ID:9d8UObX+0
照月「やったね初月!」ギューッ!
嬉しさのあまり、思わず初月様に抱き着く照月さん。
ああ、羨ましい……♥
421: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/10/06(日) 01:05:22.18 ID:9d8UObX+0
初月「理由を聞かせろ」
大淀「ここの鎮守府は、初月さんたち四人だけですか?」
初月「その通りだ」
422: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/10/06(日) 01:05:56.97 ID:9d8UObX+0
大淀「目算ですが、ここの獲得量は文字通り、他の鎮守府に配れるほどです」
大淀「実はこの地域は、資材配送の中継から遠い上に、いくつも鎮守府が密集している場所なんですよ」
大淀「一定の資材は大本営の支給とはいえ、その運搬コストは馬鹿になりません」
423: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/10/06(日) 01:06:28.85 ID:9d8UObX+0
初月「魅力的な話だが、ここは深刻な人手不足だ」
初月「これ以上うちの艦娘の仕事が増えるようなら、そのありがたい提案を捨てるしかない」
照月「ええっ!?」ドキッ!
424: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/10/06(日) 01:07:00.59 ID:9d8UObX+0
大淀「ええ、初月さんの仰ることはもっともです」
大淀「ですので、今資材を蓄えている工廠のすぐ隣の倉庫を改装します」
大淀「普段資材を配送させている人員に鍵を与え、そこを受け渡しの場所として利用しましょう」
425: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/10/06(日) 01:07:32.37 ID:9d8UObX+0
大淀「毎日規定数の資材を提供する、それがこの鎮守府に与えられる唯一の任務です」
大淀「後は今まで通り、あなたの思うがままの生活をお過ごしください」
大淀「……本来なら、大本営だろうと大本営直轄だろうと、休日を作るのは好ましくありませんが……」
426: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/10/06(日) 01:08:05.46 ID:9d8UObX+0
かつて私は、初月様に失礼を働きました。
中立派を口実に、初月様とのかかわりを自ら避けてしまったんです。
でも、その無礼を返上できる時がやってきました。
427: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/10/06(日) 01:08:37.22 ID:9d8UObX+0
初月「……分かった、信じよう」
!!!!!!!!
ああっ♥!! あああんっ♥!!
428: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/10/06(日) 01:09:09.32 ID:9d8UObX+0
大淀「では細かい取り決めは明日、出直してからにしましょう」
初月「おや? 今日じゃなくて良いのか?」
大淀「ふふふ……今日はお休みの日ですので」
429: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/10/06(日) 01:09:41.12 ID:9d8UObX+0
大淀「では明日朝一番に書類を持ってきますね」ペコリ
早くこの場から退出しなくちゃ♥
初月「あ、それなら一つお願いがあるんだが……」
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