【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【二十輪目】
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107: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2019/10/15(火) 21:56:33.80 ID:cTJCcbEMo

九尾「……病弱な主様の方が、妾はありがたがったがのう」

天乃「嫌な主人で悪かったわね」

九尾「本当じゃ」

ふんっと鼻を鳴らした九尾のしっぽがパタパタと動く

言葉とは裏腹の優しさに体を預ける天乃は

ゆったりと、目を閉じて――

天乃「そろそろ病院連れて行ってくれない? 死にそう」

九尾「血が足りておらぬな」

天乃「……分かってるなら、早く」

顔色が悪くなっていく一方で

口元から滴る血が神婚に用いた装束を赤く染めていく

九尾「良かろう。しばし休め」

天乃「うん……頼りにしてる」

九尾「まったく、嫌な奴じゃな」

完全に委ねられた九尾は

悪態をつきながら天乃を包み、霧のように揃って姿を消した


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