【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【二十輪目】
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31: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2019/10/08(火) 22:46:14.47 ID:lTvuLcwqo

夏凜「ちょっ、園子!」

我先にと、槍を構えた園子が突貫していく

友奈たちに気を向けている――と思いたい天の神の力が降り注ぐまでには

多少の猶予があるとはいえ、無策に近い突撃は危険極まりない

けれど、その勢いこそが重要だと言う考えは、夏凜にも理解できる

躊躇いは、必要だが重要ではない

その逡巡は、良くも悪くも明暗を左右する重要な分岐点になり得る

だからこそ、迷いなき一刀を。

例え穿たれても、盾となることのできる園子が先を行く

夏凜「精霊の加護がないって本当に分かってるの……?」

傘のように展開することで盾として機能させることのできる武器を持っている園子だが、

精霊の加護がない以上、守られるべき存在のはずだ

だが、消耗する一方の精霊の加護と、勇者の武器

どちらの方が耐久に優れているのか

少しだけ考えた夏凜は、園子の背中を追う形になった出遅れた自分に歯噛みしつつ、足を速めていく


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