【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【二十輪目】
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◆QhFDI08WfRWv
[saga]
2019/10/12(土) 14:37:02.82 ID:p4Wnhs2uo
園子「っ!」
精霊の力がないせいか、
押し殺しきれない熱が装束を煤けさせ、
じわじわと肌が焼かれていくのを感じる
にじみ出ていく汗が、額を流れて目に染みる
それでも、園子は目を見開いた
力をより強く、
押し返さんとする爆風に負けじと、槍を握る
今、生きていられるのは銀のおかげだ
こうして、この場に居られているのは、天乃のおかげだ
多くはない、けれど、園子にとってはとても大きな犠牲があったからこそ、
戦う力が残されている
であるならば
園子「見てて、天さん、ミノさん」
添えるだけだった左手で槍を握り、
右手を滑らせ、柄の先に指を添える
手のひらではなく、人差し指と、中指
それで十分だった
園子「通すッ!」
左手で到達点を見定め、右手で放つ
投げるのではなく、射出されるように飛んで行った槍は、
爆発を退けて――神の瞳を破った
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