【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【二十輪目】
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◆QhFDI08WfRWv
[saga]
2020/01/15(水) 22:13:11.40 ID:r3UYLLWKo
天乃「………」
ゆっくりと目を瞑ると、樹の小さな手の温もりを感じ
普段よりも少し乱れた呼吸が聞こえる
吐息はだんだんと近づいて、頬に触れていた手は撫でるような動きで、
そうっと、天乃の顎を上へと向けていく
数秒の間をおいて、唇が重なる
樹の前髪が鼻先を掠めて
病院で慣れたシャンプーの香りが流れ込む
柔らかい唇の接触
潤いを感じ合うほどの時間の余裕さえなく、
それは離れていく
天乃「いつっ――」
そして、もう一度
天乃の開いた瞼が大きく開く
その瞳には樹の瞳が映る
緩んだ唇に優しい圧迫感
唇の表面ではなく、全体を覆う樹の愛情
樹「――っふ」
名残を惜しむように伸びた艶めかしさを、樹の細い指が絡めとる
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