【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【二十輪目】
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972: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/01/15(水) 22:30:47.68 ID:r3UYLLWKo

目の前で目を瞑った天乃は、とても綺麗だったのだ

白い頬はほんのりと温かくて、

動いた指先に引かれた肌が滑ると、桜色の唇が動いた

整えられたまつげ、閉ざされたのではなく、降りている瞼

キスをしてもいいのだと、させてくれるのだと

高揚感が湧いて

近づくのではなく、体を倒していくと、

少しでも多く感じたいとする体がそれ以外のすべてを排除したのだろう

風はなく汗ばんでもいないのに、病院のシャンプーと天乃の匂いが強くなった

唇を重ねると、体が熱くなるのを感じた

きゅんとする、胸の内

早まる鼓動を差し置いて冷静な頭

すぐに離れて、考えるまでもなくもう一度。と、体が動いてしまった

二度のキス

了承の一回と、無断の一回

樹「……つい……そのっ、我慢、できなくて」

樹は天乃の顔を見れずに呟くと、付け足すように「ごめんなさい」と言った


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