【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【二十輪目】
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◆QhFDI08WfRWv
[saga]
2020/01/15(水) 23:25:38.11 ID:r3UYLLWKo
天乃に「もう一回?」と言われた瞬間に、樹はまずいと思った
ちょっと弾んだ声と、楽しそうな表情
色気づかせる朱色の天然化粧
無理をしているわけではないけれど、
無理をしているように見えてしまう華奢さ
綺麗よりも可愛らしい
可愛らしいよりも愛おしい
して良いのなら何度でもしたい
してもいいのなら――押し倒してしまいたい
瞬く間にヒートアップしていく思考回路など
いっそショートしてしまえばいいと思う樹の前で、
天乃はちょっぴり心残りを感じさせる呟きを零したのだ
やってしまえと動いた手を抑え込んだのに、今度は天乃から手を伸ばしてきて……
樹「夏凜さんみたいに優しいとは限らないんですよ?」
天乃「でも、樹達は優しくしてくれるじゃない」
樹「とっ、当然です……けど。やり方が優しいだけで程度が優しいとは限りませんっ!」
何を言ってるんだろう
自分の発言に困惑する樹を、天乃は優しい笑顔で見つめていた
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