【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【二十輪目】
1- 20
975: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/01/15(水) 23:25:38.11 ID:r3UYLLWKo

天乃に「もう一回?」と言われた瞬間に、樹はまずいと思った

ちょっと弾んだ声と、楽しそうな表情

色気づかせる朱色の天然化粧

無理をしているわけではないけれど、

無理をしているように見えてしまう華奢さ

綺麗よりも可愛らしい

可愛らしいよりも愛おしい

して良いのなら何度でもしたい

してもいいのなら――押し倒してしまいたい

瞬く間にヒートアップしていく思考回路など

いっそショートしてしまえばいいと思う樹の前で、

天乃はちょっぴり心残りを感じさせる呟きを零したのだ

やってしまえと動いた手を抑え込んだのに、今度は天乃から手を伸ばしてきて……

樹「夏凜さんみたいに優しいとは限らないんですよ?」

天乃「でも、樹達は優しくしてくれるじゃない」

樹「とっ、当然です……けど。やり方が優しいだけで程度が優しいとは限りませんっ!」

何を言ってるんだろう

自分の発言に困惑する樹を、天乃は優しい笑顔で見つめていた


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/474.82 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice