【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【二十輪目】
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974: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/01/15(水) 23:13:52.60 ID:r3UYLLWKo

少しだけ、黙り込む

見つめ合うわけでもなく沈黙して、数秒間

天乃は樹が何も言わないのを見ると、ペロッと唇を舐める

天乃「……なんて、さすがにないわよね」

夏凜ならしないと振り払うところだが、樹達は夏凜とは違う

二度あることは三度あるとも言うし

したいと望むのならさせてあげてもかまわない

というよりも……少し。

そう思って、樹を見つめる

動きを止めた樹は見るからに赤い顔をしていて

迷い子のように行先を見失った樹の手は、自分の手を握る

緑色の瞳は天乃を見るまいとしているようで、それてしまう

天乃「樹?」

体の中にある力が伝わってしまったのかと

不安そうに伸ばした手を、樹ははっとして振り払う

樹「だっ、駄目ですっ……駄目ですよ。久遠先輩」

天乃「えっ」

樹「今、そんなことされたら我慢する自信がない自信しかないです」


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