指揮官「今まで本当によくやってくれた。喜んでくれ、本国に戻れるぞ」ニコッ
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13:名無しNIPPER[saga]
2019/11/28(木) 21:59:02.56 ID:GWFhDMMB0
指揮官(そう命令した。そうすれば、エンタープライズは休まざるを得ない。少しでも休んでくれれば正常な判断ができるようになるだろう。そう思ったからだ)

エンタープライズ「……」ビクッ

指揮官(しかし、俺の命令を聞いた瞬間、エンタープライズはびくりと一瞬体を震わせた。そして硬直する。震えも止まっていた)

エンタープライズ「…………」

指揮官「……エンタープライズ?」

エンタープライズ「……そうか、そういうことか」

指揮官(あまりにも長い沈黙にエンタープライズに呼び掛ける。それでも少しの間無反応だったが、ぽつりとそう呟いた)

指揮官「どうしたんだ?」

エンタープライズ「指揮官……私と指揮官の付き合いは指揮官が生きた二十数年のうち、ほんの数年でしかない」

エンタープライズ「短い時間でしかないだろう……だがその密度、質では他の誰にも負けないつもりだ」

エンタープライズ「私たちはきっと誰よりもお互いのことを理解しあっている。そう確信している。……だからこそ分かる。指揮官は、本来そんなことを言わないはずだ」ギュゥゥゥゥ

指揮官「うっ、え、エンタープライズ?痛い、力を緩めてくれ」

指揮官(エンタープライズが力を込めて俺を抱きしめる。痛みを感じるほどに。俺の言葉にエンタープライズが顔をあげて真っすぐと俺を見つめる)

エンタープライズ「誰に唆された、指揮官?あるいは何か弱味を握られて仕方がなくやっているのか?」キロリ ハイライトオフ

指揮官「な、何を言っているんだエンタープライズ……!?」

指揮官(背筋が凍った。上目遣いで俺を見上げるエンタープライズはまるでこれから決戦に赴くかのような神妙な面持ちだ。激情が込められた眼差しだ)

エンタープライズ「貴方も、貴方の平穏も、私が取り戻すから心配ない。誰であろうと指揮官と私の関係を謀略で台無しにしようとする者は絶対に赦さない」

エンタープライズ「何者か知らないが私が終わらせてやる。指揮官、安心してくれ。私は誰よりも貴方のことを考え、貴方の為に尽くす味方だ」

指揮官(普段のエンタープライズとは違う、正に絶対強者という言葉が相応しい凄味がある声音。しかし、エンタープライズが何を言っているのか分からない)

指揮官「ま、待ってくれエンタープライズ!!一体どうしたんだ!?」

エンタープライズ「必ず貴方の事を守ると誓う。だから教えてくれ。一体誰なんだ?誰が指揮官と私の敵なんだ?」

指揮官「お、落ち着いてくれ!!いったい何の事を言っているんだ!?敵なんていない!!何か勘違いしているんじゃないか!?」

指揮官が言っていることに嘘偽りは無かった。
しかし、悲しいすれ違いの結果の勘違いとはいえ、敵の存在を確信しているエンタープライズにとってそれは例えば、強引に押し倒されて結果的に浮気することになってしまっただけのはずの最愛の恋人がそのことを自分に伝えず、浮気がばれた後も何故か殺してやりたいほど憎たらしい浮気相手を庇っているような感覚だった。
敵の存在を教えられなかったのは仕方がない。そこは理解できなくもない。だがしかし、自分は知った。
なら指揮官は敵が誰なのか教えることになんの躊躇いもないはずだった。なのに指揮官は誰が敵なのか教えてくれない。
隠そうとしている。指揮官が敵を庇っている。自分よりも敵の方を大切に思っている。
信じられないし、信じたくなかったが、エンタープライズにはそういう風にしかに思えなかった

↓×1〜3 エンタープライズの心情と行動


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