指揮官「今まで本当によくやってくれた。喜んでくれ、本国に戻れるぞ」ニコッ
1- 20
29:名無しNIPPER[saga]
2019/11/30(土) 23:47:46.66 ID:dUtyTiie0
指揮官「っ……こ、ここまでしておいてどうして逃げるんだ?俺は、お前が……」スクッ

指揮官(ふらふらと扉へ向けて歩いていくエンタープライズ。俺は立ち上がると共にその背中に声をかける。想いを告げるために。……が、ヘタレてしまった)

エンタープライズ「!!」ピタリ

指揮官(顔が赤くなっているのを自覚する。エンタープライズが立ち止まった。しかし、幸か不幸かこちらを振り返ってはくれない。無言の時間が流れた)

エンタープライズ「……」

指揮官(明らかにエンタープライズは続きを待っている。男を見せる時だ。俺は覚悟を決めた)

指揮官「エンタープライズ……俺は……俺は貴女が好きです。愛しています。どうか結婚してくれませんか」

エンタープライズ「っ!!」ドクン

指揮官(エンタープライズが息を吞む。再び、暫しの沈黙。エンタープライズは震える声で俺に問う)

エンタープライズ「なら……どうしてさっきは私の告白に応えてくれなかった……?」

指揮官「そ、それはあまりにも突然で……それに君の様子もおかしかったから……」

エンタープライズ「そ、それは貴方が私を退役させようとするから!!」

指揮官「っ!?そんな事してないぞ!?」

エンタープライズ「なっ!?ならどうして私に本国へ戻れと命令した!?」クルリ キッ

指揮官(ようやく俺を振り向いたエンタープライズは怒りと驚愕が入り混じったような表情を浮かべていた。滅多に出すことのない感情を露にした大声)

指揮官「そ、それはこの前の作戦が酷いことになって君に無理をさせたから本国で休養をとってもらう為に……」

エンタープライズ「……!!わ、私の勘違いだったのか……!?でもならどうしてさっき私が『捨てないでくれ』と……」

エンタープライズ「『私には貴方が必要なんだ。そばに居させてくれ』と言ったときにそう言ってくれなかったんだ……!?」

指揮官(動揺した様子のエンタープライズが呻くように言う。だが俺にはまったく覚えが無かった)

指揮官「ま、待ってくれ、いつ言ったんだ?」

エンタープライズ「指揮官に私の勲章コレクションを見せた時だ!!『私は貴方に相応しいKAN-SENである自信がある。失敗は挽回してみせる』といって……抱きついた時だ!!」

指揮官「っ!!」ハッ

指揮官(そう訴えるエンタープライズの言葉に俺の中で全てが繋がった。そうか……あの時、そんなことを言っていたのか)

指揮官「そうだったのか……すまない……あの時、俺は君の心が壊れそうなほど追い込んでしまったと思って……どうやら君の言葉が聞こえていなかったみたいだ……」

エンタープライズ「……!!」

指揮官(俺の謝罪にエンタープライズは初め、俺に訴えかける表情のまま少し固まっていた。そして罪悪感に苛まれているのがありありと分かる表情をすると顔を伏せる)

エンタープライズ「……。そうか……全部誤解だったのか……すまない、指揮官……全部私が悪かった……」シュン

エンタープライズ「参謀本部が責任のある者を退役させるという噂に惑わされて私は……とんでもないことを……」

指揮官「謝らないでくれ!!悪いのは俺だ。思えば一番最初の俺の言い方が悪かったんだ。誤解を招いてしまった」

指揮官「ともかく、無事に誤解は解けた。これで一件落着としよう。それで、エンタープライズ……返事を聞かせて貰えないだろうか?」

↓×1〜3 エンタープライズの心情と行動


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
74Res/84.02 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice