【あんこ】勇者「…………」
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112: ◆BKp9.Rbx5s[saga]
2019/12/14(土) 23:29:16.60 ID:3QGOoBTH0
【2→ 港町へ】
魔法使い「馬車を買うべきだと思うよ、僕は」
旅を始めて二日目の朝のこと。
一日目で全く弱音を吐かなかった魔法使いがそんなことを提案してきた。
勇者「まぁ、仲間が増えた上に荷物もこれから更に増えるだろうし俺もそうしたいが」
僧侶「何ぶん元手が足りませんからね」
効率的なのは分かっているし俺や僧侶だってできれば楽をしたい。
徒歩のみでの旅で鍛えられるのは確かでも、そこには限界がある。
何より移動で疲労してしまい肝心なときに力を発揮できない、なんてのは非常に困る。
しかし僧侶は騎馬の経験が無いので旅を始める段階で馬による移動は不可能と判断。
もう一つの案が馬車だったが金銭的な理由で提案前から却下されていた。
魔法使い「それくらい君が色々と稼げばいいだろう。モンスターでも盗賊でも世の中沢山いるんだから」
勇者「それはそうだが旅を始めて十日程度なんだぞ俺たちは」
僧侶「それに馬車を使うのならもう一人は仲間が欲しいところですね。
この三人で馬車を扱えるのは勇者様だけですから」
魔法使い「む……」
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