【あんこ】勇者「…………」
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113: ◆BKp9.Rbx5s[saga]
2019/12/14(土) 23:37:13.87 ID:3QGOoBTH0
勇者「僧侶の言う通りだな。移動中はできれば背後の警戒に一人。
僧侶には回復薬と援護を頼みたいしお前もどちらかというと後衛だろう? 」
魔法使い「そうだね。正直言って今すぐ僕が四六時中見張りを務められるかといえば当然、否だ」
勇者「だろう? 」
魔法使い「……うん」
変に馬鹿にした顔をしたりやれやれと嘆息することもあれば、
今の様にすぐ様自分の非力や経験不足を認めてしまう。
自称普通の男の子ではあるがこの辺りが妙に憎めないところで良いところだと分かってきた。
自分が彼と同じ年齢で同じ立場だとして自分の非力を認めるなんてきっと無理だっただろう。
場合によっては今でも尋常では無い忍耐が必要かもしれない。
魔法使い「まぁ、金銭的にはそのうちクリアできるはずだよね?
なんなら僕が適当な魔具でもつくるからそれを売ろうか」
勇者「そうだな」
僧侶「じゃあ取り敢えず目先の目標は港町として、
これからは馬車の調達と御者役の確保も考えていきましょうか」
目標がまた一つ決まった。
どうせ旅の最終目的は決まっているわけで、しかも長いわけで。
魔法使いの言う通り、鍛錬も含めてモンスター狩りに行くのも悪くないだろう。
朝食を終えて旅を再開させた後は魔法使いも弱音を吐かなかった。
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