49:名無しNIPPER[saga]
2019/12/05(木) 00:14:14.16 ID:OxZPacyc0
勇者「まぁ、この先辛いことなんて幾らでもあるんだろうし、な」
昨晩と同じ宿屋で食事を摂って僧侶とは別れた。
何事か考えている様子の僧侶は言葉少なに自分に割り当てられた部屋へと戻っている。
明日はこの町を発つので少しばかりでも観光なんてしたいのならと誘ってみたが応えは否。
お話はありがたいのですけれど疲れてしまいまして、なんてきっと半分くらいは嘘だろう。
別に嫌な気分にはならないけれど、それともは別に少しだけ物足りない。
コボルトに蹂躙された女性やその恋人には申し訳無いけれど、それが本音だった。
言い方は悪いが彼らの様な不幸はありふれている。
比較的平和なこの地域でも、それくらいは結構簡単に遭遇してしまう不仕合わせだ。
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