【あんこ】勇者「…………」
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50:名無しNIPPER[saga]
2019/12/05(木) 00:23:26.23 ID:K0DlztOS0
俺の村だってそういった不幸に合わなかったわけではない。
あるときは俺の幼馴染が逃げた家畜を追って森へ入ったきり、遂に帰ってはこなかった。
帰ってきたのは一年以上も経ったときで、しかもあいつが着けていた腕輪と右腕の骨だけ。
俺にとっては大事件だったし、村にとっても事件ではあった。
けれどそんなものは正直、予想されて然るべきで、万に一つも有り得ない、そんな出来事ではない。
毎年一人いなくなるかならないか、そんなペースで起きてしまう不幸な日常。
それとも日常にある珍しい不幸と言うべきだったろうか。
だから、俺は慣れてしまっている。慣らされながら成長してしまっている。
勇者「……酒でも飲むか、それともやっぱり僧侶と話でもしにいくか」
まだ夜も早い時間だし、多少肩の力を抜く時間も必要だろう。
勝手な判断ではあるけれど、構うものか。
慣れてしまってはいるけれど、やっぱり誰かの不幸に無関心ではいられない。
アルコールで無理矢理忘れてしまうか、僧侶と話でもして優しさで埋めてしまうか。
それともそれ以外のことをして過去にしてしまおうかーー
【フリータイムですよ、フリータイム! 】
0.夜が明けた
1.僧侶
2.僧侶
3.夜が明けた
4.酒場
5.夜が明けた
6.夜が明けた
7.酒場
8.夜が明けた
9.夜が明けた
ゾロ目奇数.僧侶(はぁと)
ゾロ目偶数.因縁再び
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