3:名無しNIPPER
2019/12/06(金) 23:51:33.59 ID:cbsbKZ/10
私としては全然嫌ではありません。
ですがPさんは先ほどからずっと真っ青な顔でしきりに私に謝ってきます。
ホテル側の手違い。これはPさんには何の非も無いはずなのに。
「もし、あれだったら俺はロビーとかで一晩過ごすから。」
Pさんの声には明らかに元気がありません。
「だ、だめですよっ!しっかり休まないと。」
「しかしだな、いくらなんでも男女同室は…」
「わ、私は大丈夫ですっ」
「しかし…」
Pさんはしきりに同室を嫌がります。
「…Pさんは、私と同じ部屋は嫌ですか?」
「そんなことは…」
我ながら卑怯な問いだと思う。これではPさんは別の罪悪感を感じてしまうだろう。
それでも、私はこの部屋に二人で泊まりたい。
これは下心ではなく、純粋な労わりの心で。
ロビーなんかで寝たら、危ないしそれに風邪を引いてしまうかも。
でもそれを言ってもきっとPさんは「大丈夫だ」と押し切ってしまうかもしれない。
だからここは、卑怯になる。
「いくらなんでも、アイドルとプロデューサーがだな…」
「私は、Pさんを信頼しています。だから、大丈夫です。」
「うっ…」
「ダメですか?」
「……分かったよ。」
「はいっ」
つい嬉しくて声が弾んでしまう。
「では、私早速シャワー浴びてきちゃいますねっ」
「あっ、おいっ」
「ではっお先にっ」
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