男「安価でモンスター娘のハーレムを作る」スライム娘「その2です」スララ「に!」
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53:あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW[saga]
2020/01/04(土) 15:56:51.58 ID:K/C2OR140
悪魔娘「…………ああ。……………それで、まだ、言いたいことっていうのは、有るのか……………?」

男「ああ。話は変わるが……………カレルと融合したカルル…………カレルを襲った黒い塊の事についてだ」

悪魔娘「そう言えば……………あ、あれって一体何だったんだ………………?」

男「それが、分かっていないんだ。謎の卵から産まれた存在なんだが、とても大人しい奴だったハズだったんだがな……………」

悪魔娘「話によると、俺の中に入った…………? らしいんだが…………」

男「ああ。急に何かを感知したように部屋を飛び出して、真っ直ぐカレルを襲ったようだ」

悪魔娘「…………………怖っ」

男「あのカルルは、スララの大事なペットだったんだ。いや、ペットと言うよりも、自分の子供が生まれた時期と重なったためか、子供という感覚にも近かった。それがいなくなり、スララは嘆き悲しんでいる。だから、出来ればカレルから引き離したい」

悪魔娘「で、出来るのかっ!?」

男「ああ。まだカルルがカレルの中に残っていれば、出来ない事はない……………だが、大きな問題がある」

悪魔娘「それは、なんだ…………?」

男「カルルがカレルに入ってから、カレルに大きく変わった事が有る」

悪魔娘「………………ぜ、善性、か……………? でも、まさかあの黒い塊が………………」

男「ああ、俺もまさかとは思った。しかし、その可能性は非常に高い。あのカルルは、カレルが転生の時に失った善性、カレルの半身である可能性は、十分にある。何の因果かは分からないが、名前も似ているしな…………」

悪魔娘「…………じゃあ、どうするんだ? 俺からその、カルル? を引き離したら、俺はまた………………」

男「ああ。まだそうと決まった訳じゃないが、元の状態に戻る可能性も高い」

悪魔娘「そ、そんなの、俺………………!」

男「だから、念には念を入れて、ちゃんと対策は考えている」

悪魔娘「……………お、おお……………それは、良かった……………で、いつ、その俺とカルルの引き剥がしはするんだ?」

男「今からだ」

悪魔娘「へー…………………え、今?」

男「ああ。now。この魔王様からまたお借りしたこの天秤型の魔道具、『ぬるま湯分割機』を使えば、かき混ぜた卵をまた黄身と白身に分けたり、湯と冷水を混ぜて作られたぬるま湯を再び湯と冷水に分けることが出来る。勿論、カレルとカルルもな」

悪魔娘「あ、うん。し、しかし、俺とカルルを分けたら、また俺は邪悪になってしまうんじゃ無いのか………………?」

男「確かに、これは湯と冷水を分割する事は出来ても、片方をぬるま湯に維持して湯だけを取り出すことは出来ない。しかし、とある方法を使えば俺はぬるま湯を維持する事が出来る」

悪魔娘「そのぬるま湯が、俺か……………で、どうするんだ…………?」


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