男「安価でモンスター娘のハーレムを作る」スライム娘「その2です」スララ「に!」
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52:あばんぎゃると ◆X0vo94uImPEW[saga]
2020/01/04(土) 15:55:39.62 ID:K/C2OR140
男「………………………因みに、俺はカレルの償いを支援する」

悪魔娘「………………!」

男「ボランティアだの人助けだの、やりたい事があれば俺に言ってくれ。出来る限りの支援はしてやるよ。金が足りなきゃ貸すし人員が足りなきゃ派遣する。材料は揃えてやる。あとは………………気が済むまで勝手に償ってくれ」

悪魔娘「…………………本当に、すまない………………! 何から、何まで…………………!」

男「良い良い………………それと、言いたいこと二つ目なんだが…………」

悪魔娘「……………なんでも、言ってくれ」

男「よし。じゃあ………………まあまあな付き合いだ。カレル、俺の目的は知っているだろう?」

悪魔娘「ああ。確か勇者に反省文を書かせるだとか……………」

男「そうだ。分かりやすく言えば、勇者退治だ。……………殺しはしないがな。どうやら、3ヶ月後に魔王城に付くらしく、俺達はそれに合わせて出兵し、魔王城の手前で決戦を仕掛けるつもりでいる。………………カレルにはその決戦に参加して欲しい」

悪魔娘「……………………」

男「…………………やはり、それは無理か…………………?」

悪魔娘「………………もし勇者に勝ったとして、その後はどうするんだ? 人間を、支配するのか……………?」

男「しない」

悪魔娘「………………じゃあ、虐殺を………………」

男「しない」

悪魔娘「…………………」

男「俺が望んでいるのは、『魔族の勝利』じゃない。魔王が産まれれば新たな勇者が産まれ、魔王を殺しに来る……………魔王は殺されまいと抗い、人々を殺し、勇者は人間を守るために魔物を殺し魔族も殺す………………互いに殺し合う。そんな連鎖を、断ち切りたいんだ。カレルのように死んだ後も利用されて平和どころか混沌を生むことを繰り返させたくない。平和のためにカレルの勇者としての知識や経験を全て欲しい。それと、出来る事なら、勇者を止める戦いに、参加して欲しい。……………俺が求めるのは、『全世界の人間と魔族の平和』なんだ」

悪魔娘「……………その言葉は、本当なのか……………? 信用しても、良いのか……………?」

男「ああ。本当だ。俺は、カレルを全面的に信用している。だから、カレルも信用してくれ」

悪魔娘「…………………」

男「じゃあ、俺がカレルを信用しているという証拠を見せてやろう」パラッ……………パァアアァァ………………!

悪魔娘「……………っ! そ、その本は………………!」

男「カレルの、悪魔契約の書だ。今、全ての契約を破棄した。君は自由だ。まあこれで殺されたら、俺がバカだったって事だけどな。………………さあ、俺は今丸腰だぞ?」ハンザップ

悪魔娘「……………………ぐすっ………………!」

男「………………泣くなよ………………」

悪魔娘「…………………ぐじゅ……………………勇者を止めよう。俺しか知らないことも、全て教えよう……………男に、協力する」

男「…………………ありがとう」


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