馬場このみ「よい夜に、初めての」
1- 20
3: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2019/12/17(火) 02:36:27.48 ID:YE8hyfTS0
「いやぁ、もうこの時期は冷えますね」

彼の足取りは、いつもよりややふらふらしている。途中からの策が高じたらしい

「ねぇ、プロデューサー」

道行く人、すれ違う人は少ない。私達を観る人は、私達以外にいない

「ちょっと、足取りが覚束ないんじゃない?」

「……ですねぇ、なんか今日は、すげぇ酔ってる感じがする」

ふらふらとしている彼に肩を貸し、歩く。酩酊しきっているのだろう、二日酔いにはなりにくい体質だと言っていたが、どうだろう。明日が休みで良かった、と彼は溢した。

彼の家の場所は知っている。一度忘れ物を届けたことがある。諦めていた時のことだったから、今のように、心臓は激しく、うるさくしてはいなかった。

「このまま送ってあげるから」

彼に肩を貸す。身長差があるせいか、歩きにくい。彼の体温が背中全体に伝わる

あのときとは違った緊張感を持ちながら、彼の家までの道を歩いた。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
11Res/20.08 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice