9: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2019/12/17(火) 02:44:46.41 ID:YE8hyfTS0
◆◇◆
あの後。互いを求め合った男女が一度で我慢出来ることはなく、数度セックスをした。
二回目は正常位で、彼が上になって、腰を私に打ち付けるような形だった。正直、卒業したばかりでテクニックとかはまだまだで、気持ち良さとかはそこまでだった。けれど、彼がたどたどしくもピストンをする姿が可愛らしくて、ずっと眺めていたいくらいに、見上げた彼の姿に虜になった
三回目は対面座位で、より一層イチャイチャしながらやった。キスして、舐めて、吸って、触れて、唇の跡をつけて……とにかく、脳が溶けるくらいイチャついた。甘くてどろっとしてて、纏わり付くような時間。ゆっくりとしたセックスは、最高に気持ちよかった
後は……互いに体力の限界が来るまで、ずっとヤりあって、そのまま寝て……
……目を醒ますと、びしょびしょのシーツの上だった、という感じ。
今は二人でシャワーを浴びて、ご飯を食べて、録画したバラエティ番組を見ている。私も彼も、今日は休日だ。わざわざ外に出る理由もないし、このままだらけよう
ソファに座る彼の足の間に座り込む。後ろから彼がくっついてくる。こうしていると普通の恋人同士みたい。
「……なんで大きくなってるの?」
「……ごめんなさい」
お尻に固いものが当たる。昨晩散々したのに、まだ足りないのだろうか。正直、私は体のあちこちが痛むし疲れた。
けれど。
リモコンを取って、テレビを切る。真っ暗な画面に彼と私が反射した。その振り返って、彼を見上げながら
「……休みなんだし、じゃあ、またする?」
ねだるように、彼に向き合った。シーツはまだ乾いてないけれど、このソファなら問題無いだろう。人が横たわるだけのスペースはある
首の後ろまで腕を回して、体を伸ばし、キスをした。軽く触れる、啄むようなキス。私もまた、彼を求めているらしい
私も彼も、今日は休日だ。いまここにいるのは、ただの男女。日付が変わるまで、この関係のまま、私達は愛し合った。
テーブルの上で、外された指輪が鈍く光っている
【終わり】
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