【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【二十一輪目】
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62: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/01/25(土) 22:23:23.63 ID:8vXY0Lyho

扉を叩くかどうか樹は少し迷った上で、叩かずに扉を引く

扉を叩くと、天乃だけでなく子供までも起こしてしまいそうだから

決して、眠っている天乃に悪戯しようなどという思惑はない

そう、自分自身に言い聞かせるように胸に手を押しあてた樹は

まだ途中の扉を両手でゆっくりと開き、

体を忍び込ませたうえで、音が鳴らないように扉を閉める

カタンッっと小さな音を立ててしまったが、

そのくらいでは……と、樹は抜き足差し足で奥に進む

――が。

樹「ぁっ」

樹がひょっこりと顔を覗かせた先

真野が眠っているはずのベッドには天乃がいたものの

その手は、来客を手招いている

樹「久遠先輩……」

天乃「ふふっ、バレバレよ。樹」

樹「起きていたんですね」

子どもから自分へ向けられた天乃の嬉しそうな顔に

樹は小さく笑って、天乃へと近づく


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