【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【二十一輪目】
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[saga]
2020/04/16(木) 23:48:11.82 ID:QCp2B5bko
天乃「それとも、冗談だったの?」
園子「……ううん」
天乃「なら、何を気にしてるの?」
園子「むぅ」
園子は逃れるように天乃の胸に顔を埋める
ぐっと患者衣が引っ張られて、腰元の紐が少し頼りなさげで
昨夜変えたはずなのに、皺だらけで着古したようにさえ思える
その反面、胸の辺りを掴んでいた園子の手からは力が抜けて、ゆらりと園子が体を起こした
園子「気にしてるわけじゃ、無いんよ」
ただ少し、本当に少し。
まるで夢のようではないかと、思ってしまうだけで。
園子は長く不自由だった
勇者としての力だけがあり、それだけで崇められる日々
天乃達の話を耳にすることはあったし、運良く傍に来てもらうことも出来た日だってあった
それでも、不自由で、非日常な園子にとっては遠い世界の話に思えていた
それが、気付けば供物が返されると言う。告白が受け入れられたと言う。
ついには、体を交えることさえできてしまった
余りにも。
そう、二年前、不孝続きだったその身には余るほどの流れではないかと、園子は思う
園子「たまには上手くいかないことがあった方が、安心するな〜って」
困ったように園子は笑う
素直に嬉しさを表現しているのは明るいが、
歪んだ眉には不安が見て取れる
普通なら見て見ぬふりをするだろうか
それとも、何を言ってるのかと咎めるだろうか
天乃は自分を見下ろす園子の頬に手を伸ばす
天乃「今、幸せ?」
そして、園子へと問いかけた
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