【安価】魔族だらけの異世界転生
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94:名無しNIPPER[saga]
2020/02/12(水) 23:46:24.59 ID:51r8FNPA0
ユーリ「まず一本…」

恐る恐る近づいて、丁寧に茎を折る。よかった、カエルは反応していない。

ユーリ「次は…」

残りの二本を取るべく、身体を動かす。僅かな波が、ミニマムトードの座る葉を揺らし。

ミニマムトード「ゲコッ!!!」

ミニマムトードたち「「「「「ゲコーーーッッッ!!!」」」」」

ユーリ「ゲェッ!?」

一匹の掛け声と共に、大量のミニマムトードが飛び掛かってきた。

ユーリ「チクショォォォーーー!!!!!」

二度の逃走道中に、目に付いたヒスイレンを引っこ抜く。だが、悲しいかな。

人間というのは、膝辺りまで水があると動きが急に悪くなる。それに対し、カエルは水中での移動に長けた生物だ。

ミニマムトード「ゲッ」

本気で追われたら、人間がカエルに勝てるわけないだろ?

ユーリ「ぬぅぉぉぉぉぉ!!?!?!??」

上半身に張り付いた大量のミニマムトードが、その表皮から粘液を分泌する。

腐敗臭とも、刺激臭とも異なった独特な、それでいて酷く不快感を誘う臭いは。

俺の意識を持っていった。


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