お兄ちゃん、一緒にバカになろ?
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55: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/02/16(日) 11:00:38.05 ID:+TuNy4pnO
お兄ちゃんは、本格的にお菓子作りを学ぼうとしていた。そのつてもいつの間にか作っていた。
でも、両親はそれに断固反対した。お兄ちゃんにとっての「幸福」は、「法曹界に入って然るべき家の女性と家庭を持つこと」だと決めつけていたから。
それは2つの意味で間違いだった。
お兄ちゃんは法律に関心がまるでなかった。そして、お兄ちゃんの愛する女性は……私だけだった。
お兄ちゃんは両親と大喧嘩をした。私は自分の部屋の隅っこで小さくなりながら、彼らの叫び声を聞いていた。
結論から言えば、お兄ちゃんは折れた。両親に逆らいきるには、お兄ちゃんは「いい子」過ぎたし、「頭が良すぎた」のだ。
叫び声が収まってしばらくして……お兄ちゃんは私の部屋に入ってきた。涙でぐしゃぐしゃに顔を歪ませて。
そして、無言で……私の服を剥いだ。荒々しく私を組み伏せ、口を塞いで、前戯も碌にせず無理矢理に押し入った。
あの時の恐怖を、私は忘れない。忘れたくても忘れられない。
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