13:名無しNIPPER
2020/02/15(土) 00:56:15.03 ID:6/UjTtAt0
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華「…………………………」
華(ああ、みほさん、遅い!)
華(これ程遅いとわかっていたならば、この間にお手洗いへ行ったのに……)
華(……しかし、他人の、いえ、親友のみほさんの財布をこの手に持ちながら、この場を離れるというのは、親しき仲だからこそ許されざる行為……)
華(そんなことをしてしまっては、これからの絆にもヒビが入りかねません)
華(……ああ、それにしても遅い!!)
華(も、もう今一瞬で行ってしまいましょうか…?)
華(今行けばきっと間に合うはず…)
華(………)
華(……いやしかし、みほさんが戻ってきたとき、私がこの場に居ないで、ましてや用を足しに行ったなどということがわかったら、果たしてみほさん、どう思うでしょうか)
華(……みほさん………)
華「っ………!」ギュウッ!
華(ん、んんんっ!? や、やっぱり今行かなければ…!)タタタッ
華(みほさん、ごめんなさい!!)ガラッ!
みほ「わあっ!? 華さん!?」
華「きゃあっ!! み、みほさん!?」
みほ「ど、どうしたの? そんなに険しい顔して……?」
華「あ、い、いいえ、なんでもないんです。ちょっと、みほさんが時間かかってらしたようなので………あ、それよりも、あの、私、少しお手洗いに―――」
みほ「あ、華さん、財布ごめんね?」スッ
華「―――あ、は、はい…」
みほ「じゃあ、もう買っちゃうね? あ、華さんなんか要る? 時間取らせちゃったし、何かおごるよ?」
華「いいえ、私は大丈夫ですよ、みほさん。」
みほ「そ? じゃあわたしは―――」
キーンコーンカーンコーン…
華「!」
みほ「―――あ、授業始まっちゃう! もうコレでいいや!」ピッ ガコン
みほ「じゃ華さん行こっか!」
華「あ、あの! ですが私……!」
みほ「んもう、早く行かないと遅れちゃうよ!」ギュッ
華「あ! ………み、みほさん、お願いだから走らないでッ………!」タタタ
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