穂乃果「えっ…此処、何処なの…?」『20』【せいぞん・たんさく・げぇむ】【R-18】
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884:世界線 No.『SG-000000000000000001』[saga]
2020/07/11(土) 23:40:28.34 ID:1UxMu5BJ0
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□ 私は、私自身が思うよりもきっと弱い人間だったのかもしれない

□ あの日気付きたくも無い事実に気づいてしまってから怖くなったのだ






□ この世界は"3時間が経過すると人の記憶が融けてアストラル体に還元する"…

□ 漸く彼女を寝たきりの状態から……物言わぬ植物人間から回復させる手立てを得たのに








□ だというのに、だというのに…っ!


□ それが"怖い"のだ!!










□ あれほど望んで止まなかった、私の愛した少女の目覚め

□ その為に人間であることさえ捨てて、こうして魔物娘になって悠久の時を費やして




□ 手が届くという所で目覚めさせた彼女の脳は自分の知る人とは全く異なる人になる事実に…っ



□ それに気付いた、気付いてしまったのだ。






□ 私と出会った瞬間のこと、学校帰りに偶然会って話した内容、手を握って歩いてみた景色


□ 本当は誰にも言わなかった様な不安や心の弱さを打ち明けてソレを包み込んでくれたことも

□ きっと地球での出来事は何一つとして覚えてないのだ




□ 記憶だけならいざ知らず、これだけ長い年月をこの世界で生き続けたのなら

□ 人間1人の人格を構成する主たる記憶さえも消えているのだと




□ 例えば両親に愛情を強く注がれて優しい子に育った人がそんな記憶を完全に消去されたなら
□ 例えば誰かに虐待を受けて人を憎んだり警戒する性格になった人間がその記憶<データ>を失ったのなら




□ 人格を構成していた思い出<データ>が消えて、前と性格さえも180℃違う人間が目を覚ましたら

□ ソレは果たして『私が愛した彼女』と言えるのだろうか、と



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