穂乃果「えっ…此処、何処なの…?」『20』【せいぞん・たんさく・げぇむ】【R-18】
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885:世界線 No.『SG-000000000000000001』[saga]
2020/07/11(土) 23:49:48.64 ID:1UxMu5BJ0

□ 主人格を失った人間が身体に染み付いた習慣や癖で

□ それとなく以前の自分に近い言動をするケースは確かにある



□ でもあくまで近い言動をするだけで、本質的には全くの別人格になっている



□ 虫も殺せないような優しい人が平気で人を踏みにじる様にだってなるし

□ 本来なら優しい言葉を掛けない厳しい人が他者に対して甘い人間にだって変わる








□ ……私が求めているのは、『綺羅ツバサを愛してくれた"あの時の高坂穂乃果"』であって

□ 産まれたばかりの赤子同然で何一つ覚えていなければ『人格さえも違う同姓同名の別人』ではない




□ 装置の中でコールドスリープ状態の彼女を見る…肉体年齢は決してあの頃と何一つ変わらない高坂さん…






□ 私が、あんじゅ達にだって見せない弱さを知って寄りそって本当に欲しかった言葉をかけてくれた彼女


□ 何一つあの時から変わらない高坂さん…何も変わらない高坂さんなんだ…







□ …でも、それは肉体だけの話で中身は違う…きっと目覚めても第一声が『ツバサさんおはようっ!』でも無い

□ 貴女がどんな人だったのか言葉で説明して、こういう言動でこういう性格の人でしたと話しても

□ きっと他人事でしかない、不安な時にくれた言葉を掛けてはくれないし
□ 寂しい時にそれとなくしてくれた温もりをくれる行動もしない、長い付き合いだった私の次の言葉や行動も予測できない





□ 本当に…本当に【"知らない誰か"】になってしまっているんだ。






□ …冷凍睡眠状態にある貴女を起こすのが恐ろしい

□ 貴女の目覚めを渇望したのに、それができるようになったのにできない




□ 皮肉よね、まるで中身の知れない宝石箱の前で開けるのを躊躇う冒険家みたいだわ

□ 長年追い求めた財宝なんて実は入っていない、空っぽの箱なんじゃないかって箱を開けるのを怖がる臆病者だわ…っ




   ツバサ『…できたわっ、これで人造魔物娘が生まれるのね!』



□ 終いには、こんな逃げに走っているのだから救いようがない…後の私はそう後悔した



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