穂乃果「えっ…此処、何処なの…?」『20』【せいぞん・たんさく・げぇむ】【R-18】
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世界線 No.『SG-000000000000000001』
[saga]
2020/07/12(日) 00:27:58.40 ID:Vai4C1Gs0
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□ 机に肘をついて頭を抱える様に、私は必死に自分自身と戦っていたんだと思う
□ 魔物娘<バハムート>と化してから高坂さんに対して湧き上がる様々な欲望や焦がれた想い
□ 目覚めせることで私の愛した人が本当にこの世の何処にもいないという事実
□ もう思い出の中でしか彼女の微笑みも声も聞けない…
□ 曲がりなりにもこの世界で人間として過ごしていた期間はあった…つまりは私の中の高坂さんも100%ですらないかもという怖れ
□ 魔物娘化する前にも自分の中の『思い出』『希望』は『知識値』と同じく薄れていくものがあった
□ 今、私が脳裏に思い描いている彼女は本当に私の高坂さんなのか?
□ そんな私のボロボロでツギハギだらけの記憶<データ>から造ったアレは高坂さんなのか?
□ 助けて
□ 目覚めさせるのが怖い
□ もう一度声を聞かせて欲しい
□ でも目覚めさせたくない
□ 自分の記憶に自信が持てない、だから答え合わせの為にも"あの時"の声であの時の様に
□ …そのあの時がもう寝たりきりの彼女の中には無いのでは?怖い
□ 怖い、嫌だ、助けて欲しい、でも来てくれない、逢いたいのに逢いたくない忘れられてるのが怖い、私自身が気づかぬうちに忘れているかもしれないということに気が付くのが怖い、嫌だ認めたくない信じたくない、そうだ彼女を起こそうそして私に声をかけてくれれば、でもその第一声が『貴女誰だったら?』私は挫けてしまうかもしれない壊れてしまうかもしれない、いやそんなことあるわけないあって堪るか、なら何故私は開けない本当は認めているんじゃないのか、何を馬鹿なソンナコトアルワケナイ
ガチャッ!バタンッ!
人造魔物娘No1『はぁはぁ…たっ、ただいま!ツバサさん!!』
□ 思考の海で溺れかけては浮上して息継ぎをし、また溺れていく…そんな繰り返しの中アレはやってきた
ツバサ「っ…え、えぇ、ただいま…どうしたのかしら?そんなに慌てて晩御飯はまだよ?」クスッ
□ 必死に、平常を装った
□ 私は…いつからテセウスの船に揺られているだろうか
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