【安価】女探偵「奇々怪々な事件ならおまかせあれ」
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109: ◆VewnKbCuMWTD[saga]
2020/03/07(土) 16:31:05.85 ID:VYy80SpzO
「おぉ、なんだぁそのめんこい子は!? お前さんこんな若くて綺麗な子どこで拾ったんだ!」

村人「拾ったとか失礼なこと言うでねぇ! この村の儀式に興味あるんだと!」

「へぇー! そうかそうか! こんな可愛い子が一緒に祈ってくれるんなら神様も大喜びだなぁ!」

奈月「あ、あはは……」


本堂に行くと、すでに三、四十人ほどの人たちが集まっていた。

これで村の住人のほとんどが集まっているのだという。都会の人の多さからは考えられない。

見渡してみると、還暦をとうに迎えた老人や白髪交じりの初老の男性が一番多いが、若々しい青年たちも見受けられた。

だが、依頼主から聞いた特徴に合致する少年はいなかった。


奈月(いやぁ、これは……まいったね……)


本堂に足を踏み入れてすぐ、奈月の脳裏に鮮烈なイメージが迸った。

何世代にも渡ってこの本堂で行われてきた儀式。

幾度となく繰り広げられてきた行為の、その強い情念が積み重なって残痕となり、奈月の第六感を刺激した。


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