【安価】女探偵「奇々怪々な事件ならおまかせあれ」
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36: ◆VewnKbCuMWTD[saga]
2020/03/01(日) 20:56:59.96 ID:UxT4KTQOO
奈月(――ヤバい、来る!?)
扉の方へ踵を返した瞬間、奈月の第六感が警鐘を鳴らした。
部屋のすぐそばまで理事長が迫っている。今外に出れば、理事長室から出る瞬間を目撃されてしまう。
奈月(今日は遠方の会議ででかけてるんじゃなかったの!? と、とりあえず隠れないと!)
奈月は周囲を確認し、身を隠せそうな場所を探す。
そして、部屋の中央に置かれた接客用の机の下に滑り込んだ次の瞬間、ドアが開いた。
むわっと、蜜のような甘い匂いが香ってきたような気がした。
瞬間、脳に流れる桃色のイメージ。
奈月は察した。
これからこの部屋で、男と女のまぐわいが始まろうとしている。
奈月(これは……現行犯逮捕できるのでは?)
刑事ではなく探偵である奈月に逮捕権はないし、そもそも不法侵入をしている身なのでたとえ現行犯だとしてもこの場で理事長を問い詰めることなどできないのだが。
それでも、奈月の代わりに設置したカメラが一部始終を収めてくれるはずだ。
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