【安価】女探偵「奇々怪々な事件ならおまかせあれ」
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86: ◆VewnKbCuMWTD[saga]
2020/03/06(金) 21:39:57.79 ID:xA2MXBlGO
ドッペル「……私も、不要なリスクを冒したいわけではない」

奈月(あれ、意外と話せば分かる系?)


目の前の存在から敵意が薄れるのを奈月は感じ取った。

おそらく知性は高いのだろうが、人間の文化や情緒には馴染みがないとかそのあたりだろうと奈月は当たりを付けた。


ドッペル「だが、迷惑をかけるなと言われてもどうすればいいのか分からない。私の本来の姿はこの星で活動するには不適だ」

奈月「あなたの擬態がスゴすぎてマネした人と区別がつかないのが問題なのよね。いい感じに別人になれないの?」

ドッペル「そこまで便利なものではない。この目で視認した対象を正確にトレースするからこその精度だ。細部をアレンジしようとすれば途端に質が下がる」

奈月「うーん、そうなんだ……」

ドッペル「お前の見た目を貸してはもらえないのか?」

奈月「え、いや私の見た目で男の人とそういうことするつもり?」

ドッペル「そうだが」

奈月「だからそれが迷惑なんだって!」

ドッペル「面倒なんだなヒトという生物は」

奈月「あなただって自分と同じ姿の……いや、いいやそれは」

ドッペル「?」

奈月「よし、ここは私に任せなさい! 普通の人じゃ誰も相手にしてくれないような『ありえない』依頼をこなすのが私の仕事だから!」

ドッペル「……!」


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