622: ◆WEXKq961xY[saga]
2020/05/02(土) 18:08:25.86 ID:zgxg9aiy0
「ごちそうさまでした」
「美味しく出来ていたよ、朱音」
甘口のカレーライスはやや物足りない気もしたが、ご愛嬌だ。朱音が頑張って作った料理は、純粋に美味かったし、嬉しかった。
「良いお嫁さんになれるわね」
「…」
思わず黙り込んだ私を、妻が笑った。
「やだ、そんなに難しい顔して」
「私が生きている間は…」
言いかけて、しまったと思った。
しかし、妻は違う受け取り方をしたようだ。
「…まあ、それでも遅くないかもしれませんね。でも、あたしは朱音のお嫁さん姿、生きてる間に見ておきたいわ」
「…」
私は何も言わず、珈琲を一口啜った。
安価下1〜3でコンマ最大 午後の行動
994Res/439.92 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20