824: ◆WEXKq961xY[saga]
2020/05/05(火) 19:40:43.97 ID:Yiu9zhL/0
さて、連休3日目。この日の午前中に、朱音たちが帰ってくるはずだ。
起きて簡単な朝食を済ませ、着替えて待っていると、玄関が開く音がした。
「ただいま」
「おかえり」
玄関に行って出迎える。置いておいた花籠を手に取ると、妻に差し出した。
「…あまり相手できなくて、済まなかった。お詫びと言っては何だが、これを飾ってくれないか」
…
「それでね、コーヒーカップを回しすぎて、朱音ちゃんが倒れちゃってね」
明香が、興奮気味に語る。私は土産物のお菓子をつまみながら、耳を傾ける。
朱音と妻だけでなく、家政婦の一家も一緒に来ていた。このまま帰すのも何なので、上がってもらってお茶にすることにしたのだ。
「どうぞ、珈琲を入れましたよ」
家政婦が、人数分のカップを持ってくる。
「お子様チームは、オレンジジュースですよ」
「いただきまーす」
「いただきます…」
妻は先程から、そわそわと落ち着かない様子だ。後ろめたさもあるのだろうが、探偵からの報告がまだなのだろう。
「…今度は、みんなで行きたいな。そうだろう」
「ええ、そうですね…」
賑やかさに、奇妙な緊張感を感じながら、午前中は過ぎていった。
安価下1〜3でコンマ最大 午後の行動
994Res/439.92 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20