田中摩美々「プロデューサーをサドにシたい」白瀬咲耶「」【R18】
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15: ◆FreegeF7ndth[saga]
2020/04/12(日) 20:54:21.42 ID:Dja+oyF8o

※13

 咲耶が痛ましく哀れっぽく弱々しくなってきて、聞かされてる私もちょっと興奮に寒いものが混じってきたました。いい加減に潮時だと思って、死角から這い出して顔を出して止めに入ります。
「プロデューサー……プロデューサーっ」
「……摩美々……?」
 二回目の呼びかけで、やっとこっちを向いてくれました。照明もなくて、まぶたは細められてるのに、虹彩が刃物のようにギラギラしてて、つい息を呑んじゃいます。私もゾクゾクさせてくれる目です。
「……か、過呼吸とかになっちゃったら、困るかなー、なんて。余計な心配、でしたかね……?」
 咲耶は、背面座位のように、プロデューサーの指と腕に後ろから絡め取られていた。蜘蛛の巣にとらえられて力尽きる寸前の蝶々か、ソレより悲劇的な有様だった。プロデューサーに顔を預けたまま背中が仰け反ってるんで表情はよく見えないけど、白いノドと解けた髪とワイシャツとスカートと、ワイシャツ越しに透ける肌は、暴風雨に曝されたとでも言うしかないほど濡れて乱れている。咲耶の汗ってちょっと甘いニオイだなって実感できた。
 はしたなく広げられた長い両脚は、内腿やふくらはぎに筋が浮き沈みほど突っ張ってた。靴下をまとった足指は何かをつかもうとして宙を虚しくもがいていた。両手だけが背後のプロデューサーに縋って、陵辱者のスラックスにシワを刻んでいた。お尻がまだベッドシーツにくっついてるし、血の鉄臭さもないので、まだ挿入はされてないんじゃないか……とは判断できた。
「……いや、ありがとう。ちょうどよかった。摩美々が止めてくれなかったら、まだ続けてたと思う」
「穏やかな声で恐ろしいことを言ってますよプロデューサー」
 まみみをいじめるうちに、プロデューサーもソレに染まっちゃったんでしょうか。
「ここまでするつもりは、なかったんだよ。調子、狂ってるな。俺は」
 咲耶の仰け反ってるのがようやく収まって顔の具合が見えた。くちびるとかアゴとかほっぺたの周りは、脂汗とかヨダレとか口角泡の名残を幾筋か垂らしながら、寒さに震えるようにぶるぶるしていた。くちびるそのものや肌に血が上って紅潮してるのとチグハグになっていた。目は半開きで黒目の上半分がまぶたに隠れていた。まかり間違って咲耶のファンが見ちゃったら男の子でも女の子でも卒倒することうけあいだ。
 私もプロデューサーも黙ったままベッドの上に坐っていた。咲耶だけがカラダをビクビクのたうたせ、おぼつかない息継ぎをたなびかせていた。しばらくして、手持ち無沙汰になったのか、プロデューサーが咲耶の髪を梳いてやりだすと、
「ぉ、ぉ……ぅ……あ、あっ……ま、ま、みみ……?」
「すっかり……王子様から、お姫様にシてもらってるようで」
 ようやく私が目に入った様子の咲耶は、何か言いたげにくちびるを薄く開けたり閉じたりしていたが、舌とかノドに自由が戻っていないらしく、
「ど、どう……して……?」
 それが精一杯のようだった。
「咲耶は、自分がまみみのコト覗いてたのに、自分が覗かれないと思ってたんだ?」
 咲耶はまばたきを何回かしたあと、顔を俯けて「ふ、ふへ……へへっ」と、らしくなく崩れた笑いをこぼした。




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