田中摩美々「プロデューサーをサドにシたい」白瀬咲耶「」【R18】
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◆FreegeF7ndth
[saga]
2020/04/12(日) 20:42:18.36 ID:Dja+oyF8o
※01
「プロデューサー……私を、――……っ」
咲耶の声が聞こえる。私は――まみみは――あちらからは見えない位置にいるけれど、距離は大して離れてないし、この部屋がひたすら静かだから、ふだんなら聞き取れない種類の響きが、イヤにハッキリ聞こえる。
私はそれらを耳にしつつ、獲物を狙う蛇のように息を潜めてわだかまっていた。
「……ぁ……ん、んっ……」
押し殺した衣擦れが聞こえる。シーツか、ワイシャツか、プリーツスカートか、スラックスか、それらが肌と擦れ合ってクシャるのまで思い浮かべられる。
「んっ、く、ぁぅ……っ、んんっ……」
「いつもの……じゃないが……いまの……咲耶も……」
私がふだん聞いている咲耶の声より、今ここに漂ってくるソレはだいぶ柔らかく、か細い。対して、おそらく咲耶に向けられているであろう男の――プロデューサーの――ささやきは、周波数のあっていないラジオかデキの悪いPAみたいに途切れ途切れだけど、打ち寄せられてくる破片から、興奮している様子がうかがえます。
そのままプロデューサーが、咲耶に歯の浮くようなセリフでも流し込んでるんでしょうか。ちょっと離れた位置からシーツがきゅうきゅうと引き攣れた音を立てた。咲耶のつま先やカカトあたりが照れくさがって、シーツにシワを寄せてしまったのかも。
「私が……泣いて……? ふ、フフッ、どうして、だろうね……? 言わせる、つもりかい……?」
二人の息遣いが変わった。髪がしゃらしゃらずりずりされる摩擦音が垂れ落ちてくる。音の引き方からして、咲耶のポニーテールがほどかれて長くなったとみえる。
「ん、っ……ふ、ぅ、ぁ……ん、っ……っ」
せわしない衣擦れに、ほんの小さいクチクチとした水音が交じる。キスだ。それも、優しいやつ。泣かされ方も、キスも、まみみがされてるのとは、ぜんぜん違うやり口。
咲耶のされるやり口は、少女漫画の妄想のあとに続けてもおかしくなさそう。セックスとじゃれ合いの間をうろつく。
「ゆ、ゆび……? それ――その、私……あ、とめな――い、いやじゃないんだプロデューサーっ……ただ、くすぐったくて、でも、その……続けて、くれないか……?」
最初、私はプロデューサーが咲耶の肌に指を食い込ませたんだと思った。
プロデューサーの手。ゴツゴツして、骨ばってて、指は長いから細く見えるけど触ってみると私たちより断然太く、常に深爪気味です。おかげで、息が詰まるほど指を食い込ませてもらっても、なかなか爪痕がつかないんです。
「指先……されると、くすぐったくて……いつも、触る側で、触られるのに慣れてないから、か……」
なぁんだ。私の想像は勘違いだったようだ。今は、プロデューサーが咲耶の指を――おそらくは指先を――くちびるか舌でもてあそんでるんだ。けっこう前に、恋鐘とまみみとで、咲耶にはじめてのネイルを塗ってあげたことを思い出した。『お姫様みたいやね!』なんて恋鐘は咲耶当人よりはしゃいでた。
ふふー、お姫様、ねぇ。
「プロデューサー……その……さっき、ぎゅうっと……抱いてくれたように、こっちも……して、ほしい……。格好良くないし、むしろ、はしたないことと分かってるんだ……でも、その――」
咲耶の声は、しゅーっ、すーっと、長くなめらかに尾を引く衣擦れで途切れた。まみみ、察しちゃいましたぁ。プロデューサーが、咲耶のネクタイを抜いてあげましたね。まみみと違って、咲耶はタイをプレーン・ノットに結ぶから、プロデューサーはそんな聞こえよがしにスルスルッと抜いちゃえるんです。
「そ、そんなまじまじ見られると、恥ずかし……おかしい、な……アナタには……アナタ以外もだけど……もっと、肌を見られたことも、あるのに……」
そしたら、あの咲耶の――私より頭一つ高く、私よりプロデューサーに近い――背丈相応の、いつもトップスをぎゅーんと盛り上げてるおっぱいあたりが開(はだ)けられてるわけだ。
咲耶、おしゃべりだなぁ。おかげで、耳をそばだてるしかない私にも筒抜け。
……ま、私は咲耶以外のコがプロデューサーに抱かれてるトコなんて、見たコトないですケドー。
むしろ、まみみが静かなのかも知れませんねぇ。
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