田中摩美々「プロデューサーをサドにシたい」白瀬咲耶「」【R18】
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◆FreegeF7ndth
[saga]
2020/04/12(日) 20:42:58.69 ID:Dja+oyF8o
※02
咲耶がプロデューサーに『抱かれ』ていて、それを私がこっそり聞いているのは、元はと言えば私のせいだ。
『どしたの咲耶、そんな思いつめた顔でまみみなんて見つめちゃって。雨にでも降られたの?』
そのとき、私と咲耶は二人っきりだった。偶然ではなかった。アンティーカの5人とプロデューサーとで仕事の打ち合わせをし、散会したあとに私は咲耶に小さな声と身振りで呼び止められていた。それから、二人で事務所の資料室(物置きと言ったほうが適切かもしれない)へ。
咲耶は、いつもの王子様らしいよどみない口振りはどこへやら、私の前に立ち尽くして格好悪くくちびるをもごもごさせていた。私はそれがとても面白かったので、咲耶の躊躇にけっこう長い時間つき合ってあげていた。
やがて、咲耶が口を開く。
『摩美々……キミが、プロデューサーと、関係を、持っているというのは……本当、なのかい……?』
たいそうお行儀のよい言葉遣いで、かえって小馬鹿にされてる気がした。
『カンケイ、と言われましてもー。そりゃ、まみみとプロデューサーがまったくの無関係であるはずがないのは、咲耶もご承知と思いますケド?』
この時点で私は察していた。咲耶は、私がプロデューサーに『抱かれ』ていると確信している。咲耶は『本当、なのかい』と、まるでウワサか伝聞で知った口振りをしているが、違う。
咲耶は、直接見たのか、あるいは何かの手がかりから推理したのか――とにかく、誤魔化しようのないところまで知っている。
『……私は、見たんだよ。キミが、その、プロデューサーに……後ろから……それ、から……』
咲耶の肌は、オトナのレッドテグーと同じぐらい、ほんのり赤くなっていた。
『ふふー。詳しく教えてくれないと、何とも言えませぇん。勘違いじゃ、恥ずかしいから』
だってねぇ。咲耶がどこまで見たのか知らないけど、私とプロデューサーのソレって、ちょっと見ただけだと、きっとレイプとしか思えないから。それで、咲耶の性格からして『ムリヤリかもしれない』と思ったら、当事者に追及するとしても、まず被害者(?)の私じゃなくて、プロデューサーに矛先を向けるはず。
まぁ『何かの手がかりから推理した』んで、その何かの手がかりの都合上、矛先が私になってるって可能性は残ってる。ただ、私たちはそれなりに気をつけて痕跡を消してる。咲耶は慎重だから、相当しっかりした証拠を掴んでいない限り、こんな話を持ち出してこないだろうし、もしそんな証拠を残すなんてミスを私たちがシていたとしたら、咲耶より軽はずみに妄想たくましくして問い詰めてくるヒトがこの事務所にはいる。
一つ一つ可能性を潰していく。私が咲耶に焼き付けてしまった痕跡を浮かび上がらせる。
『だいじょうぶだよ、咲耶。まみみ、怒ったり取り乱したりはしないと思いまぁす。お気遣いのおかげで、誰もいないところで切り出してくれてますしー』
そうして私は、咲耶の覗き見を聞き出しながら、歯抜けになっている私とプロデューサーの『カンケイ』について補足してあげたんだった。
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