330: ◆DLsVqu3F.A[saga]
2020/04/25(土) 11:52:56.40 ID:28NhyLq30
〜次の日〜
ピンポーン
……………
ガチャッ
杏「…………なんで来たの? キモ………帰って………」
まあ、そんな反応をするだろうなと思った。
僕は鞄からとある物を取り出し、チラッと見せた。
杏「そっ………それは…………!?」
僕は鞄を閉めて立ち上がり踵を返した。
僕「帰ってって言うなら、しょうがないな………じゃあ、僕は帰………」
ガッ、と僕の肩が掴まれた。
杏「……………れでぃーとぅーふぁいと…………」
僕「………ん」
…………どうやら、僕の勘は当たりだったようだ。
〜
ドガガガガキィンッ!
ゥウッ! ゥゥッ! ゥゥッ………!
杏「……………負け…………た……………?」
僕「良し」
これで僕の三連勝、ゲームセットだ。
僕がさっき玄関先で見せたのはとある格闘ゲームの限定コントローラーだ。
この格闘ゲームは世界でもプレイヤーが多く、有名だ。
昨日影宮さんの家に来た時に僕の家にもある限定パッケージが見えたからもしかして、と思ったが、やはり杏さんもこのゲームが大好きだったらしい。
2人して同じ限定コントローラーを手に取り、ゲーム内で拳で語り合った。
相当の自信があったらしい杏さんは僕に三連で負けた事に相当のショックを受けたらしい。
杏「……………明日も来て…………相上の戦い方、研究して今度こそ勝つ…………」
帰り際にこんな事を言ってきた。
髪の下から覗いていた目はメラメラと闘志の炎に燃えていた。
僕はもちろん、頷いた。
〜
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