【鯖鱒wiki】どうやら坂松市で聖杯戦争が行われる様です【AA不使用】2
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613: ◆6QF2c0WenUEY[saga]
2020/08/02(日) 20:39:12.26 ID:Jz4NUtEI0




心優しい、暖かな光のような声
デカルトの表情は、苦痛に歪みつつも晴れやかに。まるで憑き物が堕ちた様に澄んでいた


「な、大丈夫……なんですか。もうその傷じゃ」
「フランシーヌさ。フランシーヌが私に、少しだけ話す時間をくれた……この場は私の心に近い場所だからね」

言われて気付く。世界に張り巡らされた歯車は落ち、数式は透き通り消えていく
残されたものは仄かな光……漠然と、それでいて確固たる意志だけが空に灯されていた


「さて……君に講義はもう要らないだろう。まずは礼を。ありがとう」
「そそそ、そんな!私は一介の弟子として当然の事をしたまでで!」
「倒す気だったって言ってたじゃないか……」


「ああ、それと。私が君を恨んでいたというのは嘘ではない」
「…………っ」

そう呟く言葉に身体を固めるクリスティーナ
しかし、それを見たデカルトはふっと微笑みながら訂正を


「しかし、それは本当に……狂気に犯されねば発露し得ない程の、微かな感情だ」

「私は君に、ある種の敬意を抱いている。国に反発されようと、君に心配されようと、渡航の時期を早めたのも……」

「全ては君の為。私の全てを、君に教えたくなったからさ」

「そう、だったのですか……」






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