【安価・短め】元ビッチと元キモオタの子供が恋人を拾った
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252: ◆DLsVqu3F.A[saga]
2020/06/12(金) 03:27:18.43 ID:EE9JPxSd0
〜翌朝〜

俺は目が覚めた。
昨日の夜は大変だった.......
俺が持って帰ってきたこの少女、どうやら人間じゃ無いらしく耳が長い。
何かの病気で耳が長い、と言うのもあるかもしれないが、怪我の具合から虐待の可能性もある為父さんと母さんもとりあえずは治療と体調の安定に走った。
俺もぬるま湯を用意したりボロボロの足に包帯を巻いたり色々とした。
あの鉄枷は今は外すことが不可能な為、治療してから布を間に入れて様子見する事にした。
とりあえずは一時保護、と言う事になるだろうな.......まるでありすの時みたいだ。
そう言えばそのありすだが、金髪のこの少女を見てやっぱり境遇に近視間があるらしく、何か思うところもあるらしい。
その時俺は、誰かが左腕にしがみついている事に気づいた。
ははーん、ありすだな.......と思いながら横を見て、金髪が目に入り、しばし硬直。
思わず二度見した。

俺「............!?」

なんっ............なんでここにこの子が.........!?
だ、だって父さんと母さんの部屋にいたんじゃ.........!?
その時、もにょもにょとその少女が身をよじり、ゆっくり目を開けた。
その目は、ありすと対照になるように綺麗な青色だった。

金髪少女「...........っ..........!」

そして逃げるように体を硬らせて、ベッドから転がり落ちた。

俺「ちょっ、大丈夫!?」

少女は素早く移動すると、部屋の隅で野良猫みたいに俺にむけて歯を剥き出しにしている。
じゃあなんで昨日の夜俺の横に........

〜

あの少女は俺の部屋の机の下で落ち着いたのでとりあえずパンがゆを作って置いておいたが、食べてくれるかどうか........
その内に、俺達は家族会議を開いた。
参加者は俺、ありす、父さん、母さん。
えみりと末っ子は別室で遊ばせている。

父さん「..............どうしようか」

母さん「と、とりあえず、またありすの時みたいに児相に行く.........?」

俺「でも...........長い耳に金髪、怪我、それに極め付けは鉄枷だよ.........? 絶対普通じゃ無いって...........」

ありす「うん、普通じゃない...........あの子、この世界の子じゃ無いよ」

その時、ありすが変なことを言い出した。
この世界の子じゃ、無い........?

父さん「ありす........ふざけるのは止めなさい」

母さん「あの耳は多分生まれつき、だと思う.........異世界転生なんてファンタジーなものじゃ無いって事は、言い切れるよ」

まあ、それはそうだろうね.........

ありす「ううん、転生じゃ無い、転移。それも、十中八九私と同じ世界から来た..........」

俺は思わず立ち上がった。
なん、だって.........?
そうだ、思い出してみればありすの前世はサキュバス。
実際に異世界転生を成しているありすがいう事なら、信憑性はグッと上がる。

父さん「ありす、父さん達は真面目に.........」

ありす「ごめんね、お父さん、お母さん。あの子、家族にするね。だから、ちょっとイジるよ」

ありすがカッと目を開いてピンク色の波紋を放った。
久しぶりに見たな、あれ........

俺「って父さんと母さんに何してんの!?」

ありす「いつもみたいに認識をいじった」

さも当たり前、というようにさらっと言うありす。
..........ん?

俺「いつも.........?」

ありす「あ、ううん、なんでも無い! ..........とにかく、あの子はこの世界の子じゃ無いの。多分、本物のエルフ」

俺「そうか.........まあ、もう身の回りにサキュバスも狼人間もいるから疑わないんだけどさ」


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