【安価・短め】元ビッチと元キモオタの子供が恋人を拾った
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395: ◆DLsVqu3F.A[saga]
2020/09/12(土) 18:55:04.98 ID:/ET502nN0
刀子「相上君貴方っ、ああっ........! ありがとう、ありがとう.........!」

俺「いや、まだです.......! 息を、していない......!」

俺はさっきから生命を感じない猫を地面に仰向けに横たわらせ、少しお腹を押した。
ごぽ、と猫の口から泥水が出た。
しかし、耳を近づけても手を当てると、案の定無呼吸だった。

俺「やっぱり.......!」

刀子「そ、そんな......!」

俺「人工呼吸をします!」

俺は迷わずマウストゥーマウスをし、たまたまネットで知っていた猫の心配蘇生を見様見真似だがする。
胸に手を当てて、肺に空気が入っているか確認。

ノラ「...........かっ、かふっ! けほっ、こひゅぅっ、ゼェ、ゼェ.........!」

俺「よっし.......!」

刀子「あっ、あぁぁぁっ.......! ノラちゃぁぁぁんっ.......!」

何度か繰り返していると、猫は息を吹き返し、苦しそうに何度も酸素を取り込んだ。
そして立ち上がるとぶるぶると身体をふるい、ペロペロと毛繕いをした。

刀子「ノラちゃぁぁぁん.........ノラちゃぁぁぁぁぁぁん........!」

ノラ「にゃ」

草薙先輩は猫を優しく抱き上げて、泣きながら撫で回して俺にお礼をいう。

刀子「ありがとう、相上君......ありがとう、ありがとう........!」

俺「いえ、どういたしまして」

ノラ「にゃー」

〜

それから俺は後からきた消防隊員に危ない事をした事を注意されたり、でも最善とは言えないけれども、結果としては命を救ったとしてとても褒められたりした。
また、ノラちゃんを助けた事で草薙先輩と連絡先を交換した。
どうやらノラちゃんは草薙先輩がずっとお世話している野良猫だそうで、今回の件で正式に草薙先輩の飼い猫になるらしい。
いつかお礼をしたいとも言っていた。
なんにせよ、1匹の命が救えて良かった。

〜


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