【安価・短め】元ビッチと元キモオタの子供が恋人を拾った
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419: ◆DLsVqu3F.A[saga]
2020/09/14(月) 00:00:02.62 ID:z0Gvi3gx0
〜そして現在に至る〜

俺「.........もしかして、ノラちゃん?」

???「にゃっ!? なんでバレたにゃ!?」

俺の家に来たこの猫の恩◯しに出てくるような二足歩行の猫はどこかで見たようなキジトラで、なぜか着物で着飾っていた。
思わず口をついて出たノラという名前に、その猫は漫画のような反応をして驚愕した。

俺「いや、だってそのままだし」

ノラ「そ、そんにゃ、変化はしたのに.......」

変化......いや、どう見ても耳の先から尻尾まで全部猫だ。
あえて言うのなら、少し人間っぽい骨格になっているのかな.......って尻尾が2本ある。猫又か........

俺「........それで変化してるのか?」

ノラ「ちょっ、それひどいにゃ!」

ノラは腕を組んでぷりぷりと怒っている。
うーん.......冷静になって考えてみると猫が立って着物を着て喋っているのって非現実的な光景なんだけれど、すでにリーシャを見ちゃったからあまり衝撃がないな.......と思っていた時、噂をすれば影、と言うように、ジュースを飲みながら道を歩いていたリーシャと目があった。

リーシャ「あ、ご主人さ......敏嗣。よっ!」

俺「ああ、リーシャ.......」

その時、リーシャの目線が少し下がって背の低いノラと目線がかち合う。その瞬間ぶわわっ! とリーシャの毛が総立ちし、一瞬にして狼形態へとなった。

リーシャ「ご主人様! そいつから離れろ!」

ノラ「な、なんにゃっ!? え、狼人間!?」

リーシャが鋭い爪をノラに向けて俺にそう叫んだ。ノラが突然殺意を向けられて目に涙を浮かべて怯えている。俺は慌ててノラとリーシャの間に入った。

俺「待て待てリーシャ待て!」

ビタッ! とリーシャの爪が俺の眼前で止まった。

リーシャ「ご主人様........そいつ、化け猫だ.......! 危険だから早くどいてくれ!」

俺「怯えているだろうリーシャ........! この子は何も悪くない.........! .........そうだろ? ノラちゃん.......」

ノラは腰を抜かしたらしく、へたりと座り込みながらコクコクと頷いた。

リーシャ「................」

ノラ「ひ、ひぃ.........!」

リーシャはしばらくそのまま構えを解かなかったが、しばらくして諦めたように人間形態になった。

リーシャ「............ご主人様がそう言うなら..........でも、もし危害を加えたら..................コロス.........」

リーシャが爪と牙を覗かせ、ギンッ! と刃物のような殺気を放つと、羽虫が1匹地に落ちた。

ノラ「し、しないにゃしないにゃしないにゃしないにゃぁっ........!」

俺「リーシャ! 脅すな!」

リーシャ「...........ごめん、ご主人様」

その時、なかなか入ってこない俺を心配してか、キッチンの窓からお母さんが顔を覗かせた。

お母さん「どうしたのー、敏嗣?」

俺「あ、なんでもない」

リーシャ「ちわー」

ノラ「にゃー」

お母さん「あら、加古ちゃんこんにちわ〜♡ じゃあ敏嗣、早めに入りなさいねー」

俺「はーい」

一瞬でノラはただの猫に、リーシャはただの人間になった。早技だな.......
お母さんが引っ込んでから、2人はまたそれぞれオーラを立ち上らせて睨み合った。

リーシャ「ゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ...........!」

ノラ「フーーー.........! フシャァァァァァァァァ...........!」

俺「........とりあえず2人とも、俺の部屋で話そ?」

〜


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