宮本フレデリカは如何にしてこの世を去ったのか
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7: ◆xa8Vk0v4PY[saga]
2020/05/04(月) 17:12:45.76 ID:p0TmPlc30
「はぁっ……ふっ……」

薄暗い部屋で女性が喘ぐ。悪夢にうなされているようだ。
酸素を求め金魚のように口を動かし、額には脂汗が滲んでいる。

「はっ……!」

一際大きく声を出すと、彼女は大きく目を開いた。
呼吸を乱らせたまま周囲を見渡す。見慣れた光景。いつもの自室。
深呼吸をし、冷静さを取り戻していく。
安堵か、それとも諦観か、いずれともつかない溜息をつくと
彼女はゆっくりと体を起こす。
鳥の鳴き声が聞こえ、カーテンの隙間から弱弱しい光が差し込んでいた。

「朝……」


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